誰でも、小さなことでも、何かこだわることがあると思います。
年を取るとそういうこだわりも増えてくるようです。
義母もこだわりが多い人です。
その一つが、ニットの風合い。
ニットは必ずクリーニングで!
義母は衣装持ちな人でした。
同居する時にも、かなり処分してから来てもらいました。
それでもクローゼットには収まりきらないくらい。
介護施設に入る時には、さらに減らして持っていきましたが、ニットが好きなようで
今も結構な枚数を持っています。
そのニット、何があろうと絶対にクリーニングでしか洗いません。
義母いわく「家で洗うなんてもってのほか!」
ニットの風合いが悪くなるのが許せないそうです。
家で洗うと、絶対に風合いが悪くなる、だから家で洗ったらダメと言っています。
そんなに風合いが悪くなるなんてこと、ないんだけどなぁ。
ちなみに私は、何でも家で洗ってみる人です。
結構なんでも洗えるもんです。
クリーニング代も節約できるしね。
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汚れ落ちより風合いが大事
例えば、少し食べこぼしをして汚してしまったら、その部分を水洗いしたりしますよね。
それさえも、許せない。風合いが悪くなるから。
なので、シーズン終わりに義母が「クリーニングに出して」と出してくるニットはどれも
胸元の食べこぼしの汚れと、袖口の汚れが半端ないです。
年をとるにつれて、食べこぼしの頻度も増えて、汚れが増えている感じ。
そんな状態でクリーニング屋さんに持ち込んでも、「これは落ちないと思いますよ」と言われます。
私は「はい、本人がそれでもいいと言っているので」と、毎回返事します。
義母にとっては、汚れが落ちたかは大事ではなく、風合いが悪くなっていないことが大事なようです。
ふんわりとしたいい風合いの、汚れシミだらけのニットを着るのです。
ええい、洗ってやるー!
そんなシミだらけの服を着ていると、私が言われるんですよねー
一度、内科受診の時にお医者さんから「なんでこんなセーターを着せてるの」と言われて。
私が聞きたいです、なんでそんなセーターを着るんだと。
なので、手洗いをさせてもらえない事、クリーニングでの話をしたところ、義母自身が
ニットの風合いへのこだわりをガンガン語りだし、いろいろと察してもらえました(笑)
で、今年のニットの洗濯。
もうがまんできない、洗ってやるー
正直言って、クリーニング代もバカになりません、枚数が多いから。
義母も年金では足りず、少しずつ貯蓄を崩しながらの生活です。
節約が必要なんです。
私の手間はかかりますが、家で洗うとかなり節約できますね。
よほどじゃない限り、汚れもきちんと落とせますし、風合いも悪くなるわけじゃない。
今のところ義母は気づいていない様子。
大丈夫、うまく洗うからね。
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