義母の入っている施設(介護付き高齢者向け住宅)では、月に2回内科の受診があります。
基本的に、受診の時には家族が付き添うことになっていますが、最近は都合がつかず、
付き添いに行けていませんでした。
久しぶりの受診付き添いです。
車椅子で通院しています
内科は施設の1階に併設されていて、一般の人も受診できるのですが、施設の敷地内に
入って来なくてはいけないため、ほぼその施設の専用になっています。
義母の部屋は2階。
今年の春くらいまでは、シルバーカーを押してえっちらおっちらと自分で歩いて内科まで
行っていたのですが、歩くのはしんどい、嫌だというので、最近は車椅子での通院です。
エレベーターがあるので、すぐなんですけどね。
ですが、ここしばらくはどうしても受診の日に都合がつかず、施設の方に送り迎えを
お願いする事が続きました。
義母はいいよいいよ、来なくても大丈夫!と言ってくれるのですが、施設のルールなので。
でも行って良かった。
祝日があったせいで、いつもと違う曜日の予約になっていて、本人がすっかり忘れていました。
ところで車椅子の運転って、けっこう難しいですね。
あちこちぶつけそうになる。
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付き添いの役目は隣でにこにこ
通院に付き添うと言っても、特に何かをする訳ではありません。
施設内での通院なので、診察券もなく、支払いもありません。
口座からまとめて引き落としなので。
でも、診察室には一緒に入ります。
義母のすぐ隣の椅子に座って、先生と義母の奇妙な会話をニコニコ聞いています。
話を聞いてもらえる相手には機関銃のように話す義母と、それを巧みにかわす先生。
診察とは関係ない話がほとんどのような、毎回同じ話をしているような、なんとも言えない会話を、
先生は楽しそうに義母としてくれます。
時々私も巻き込まれつつ。
普通に街中で開業していたら、お年寄りのたまり場になりそうな先生です。
Hey ! Siri !
この間は、義母にSiriを使わせてみようと「Hey,Siriって言ってみて」とやっていました。
意味が理解できていない義母、「へ!い!し!り!」と区切って言うので反応せず。
先生が「Hey,Siri」と見本を見せると、今度は iPhoneに向かって「ヘイ、シリ」を繰り返し。
「ヘイ、シリ」『はい』「ヘイ、シリ」『はい』「ヘイ、シリ」『聞いていますよ』
先生、それが一体なんなのか、説明しないと義母には分からないと思います・・・
なんでこんな事をやっていたかというと、義母は年齢の割に発声がいいから、教えれば
使いこなせるんじゃないか、と思ったらしいです。
ボケ予防にはいいかもしれませんね。
あれだけ機関銃のように話すことができて、声を張ることもできるので、誤嚥の心配は
あまりなさそうとの事です。
おしゃべりするのも健康に役に立つようですよ。
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