我が家の住宅ローンは、完済しています。
借り入れ当初は 30年ローンでしたが、約18年で支払いを終えました。
借りるときに決めたこと
住宅ローンを借りる時に、オットと話し合って決めたことがあります。
それは、借りる金額、返済方法、の2つで、土地や建築会社を決めるよりも先に考えていた事でした。
ローン金額の上限設定
まず、借りる金額は2千万円。
オットの収入のみで返済する予定だったので、これ以上は月々の返済が大変になるから
(貯蓄もしたいですからね)2千万円までと決めました。
当時はまだバブル崩壊後とは言え、住宅ローン金利が4%を超えていましたし、変動金利制がなかった頃です。
私たちが組んだローンも 4.2%と 4.6%の2つになっていたので、これ以上はやめようと決めました。
ゆとり返済は使わない
また、当時流行っていたのが「ゆとり返済」や「ステップ返済」で、借入当初から5~10年間は
返済額を抑え、その分をゆとり期間終了後に上乗せして返済する、というものでした。
ですがこれは当然、期間終了後からものすごく大変になるし、返済の先送りになるだけで支払い利息が
トータルで増えてしまうので、絶対に利用しないでおこうと決めました。
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返済を早めるためにしたこと
実際に返済が始まってからしたことは、年間の支払い額を増やしたこと、借り換え、そして
繰り上げ返済でした。
年間支払い額を増やす
当時オットの給料は年俸制で(普通の会社員です)ボーナスがなかったのですが、1年間生活をしてみて、
大丈夫そうだったのでボーナス払い分を増やしました。
もちろん、会社からはボーナスとしては入って来ないので、月々の給料からボーナス分を貯めていました。
今はボーナスがあるのですが、今でもその癖が残っていて、できるだけボーナスを当てにせず、
どんなものも月々の給料からコツコツ貯めて用意するようにしています。
より低金利を求めて借り換え
借り換えは3回行いました。
当時だんだんローン金利が下がっていた頃で、まず2本に分かれていたローンを1本にまとめて借り換えました。
その後、さらに下がったからと同じ銀行内で借り換え。(この頃に変動相場制が始まりました)
数年後にさらに違う銀行へと借り換えました。
この時に固定金利で2%、変動金利だともう少し下がるのですが、固定の方が安心とそのままにしました。
繰り上げ返済で期間短縮
繰り上げ返済も3回ほど、100万円ずつしました。
借り換え前に1回、2つ目の銀行で1回、最後の銀行に借り換えるときにも 100万円を入れました。
住宅ローンは、借り入れ当初は返済のほとんどが利息です。
元金の返済は本当に少ない。
なので早いうちに「期間短縮」で繰り上げ返済すると、利息を大きく減らすことができます。
最後の銀行で組んだローンは、利息部分が少なく、期間も短くすることができました。
住宅ローン完済、その後。
ローン借り入れから割と早いうちに、上記のような借り換え&繰り上げ返済をしたことで、
長男が高校生のうちに完済することができました。
長男の大学進学資金の準備も、ずいぶんしやすくなりました。
今、ローンの支払いがないのはとても助かっています。
ただ、家は建てたらその後ずっと、メンテナンスやリフォーム、建て替えの問題がつきまといます。
早く建てた分、老朽化も早くやってきた感じです。
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