中学卒業後の進路を考えよう

高校にはいくつか種類があるのをご存知でしょうか。

普通科の高校ならあちこちにありますが、特別支援学級が設置されている高校はほとんどなく、

また、発達障害に理解がある学校となると、なかなか見つけることは難しいのが現状です。

ですが、学校の特色を考えて選べば、お子さんに合った学校が見つかるはずです。

受験方法や科目、卒業後の進路など考えあわせて見学してみましょう。

高等学校卒業資格が取れる学校

高等学校にもいろいろあります

普通科の高等学校

いわゆる一般的な学校です。

公立は5科目受験、私立は3科目面接ありの受験が多いです(5科目で面接なしもあります)。

文系・理系のコースに分かれ、私立では進学や特進・就職のクラスに分かれたりします。

単位制の学校もあり、時間割の自由度が高い分、卒業できるよう自律心が問われます。

専門学科の高等学校

工業科・商業科・農業科・国際科など、職業に活かせる科目を学ぶ学校です。

就職率が高く、また最近では大学進学率も高くなってきています。

高等専門学校

高専と呼ばれている学校で、専門学校ではありません。

中学卒業者を対象に5年一貫教育で、実践的な技術者を養成する学校です。

高い就職率で、卒業後専攻科へ進学、または大学の3年に編入することもできます。

定時制の高等学校

夜に通う夜間制と昼に通う昼間制があります。

1日の授業数が少なくなるため、4年かけて卒業することが多いです。

英数国の3科目と面接での受験になります。

通信制高校は発達障害にも対応可能です

通信制高校

自宅学習のイメージが強いですが、全日制で制服で登校する学校や、自由登校の学校もあります。

自宅学習の場合でも、年数回のスクーリングがあります。

受験は書類選考・作文・面接などで、4月入学以外に10月入学や通年入学可能な学校もあります。

公立と私立があり、公立は学費が安いですが、私立の方がきめ細やかな指導やフォローがあります。

高等専修学校

中学卒業生を対象に、職業や生活に関する教育をおこなう専修学校です。

医療や介護、商業や服飾、情報処理など8分野の職業教育が行われています。

通信制高校と連携して、高校卒業資格を取得できる学校が多くあります。

卒業後は就職することが多いですが、さらに上の専門課程を目指し進学する生徒もいます。

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特別支援学校

特別支援学校の高等部

特別支援学校には幼稚部・小学部・中学部・高等部があり、以前は視覚障害や聴覚障害、知的障害など

障害により盲学校やろう学校と名前が分かれていましたが、現在は特別支援学校へ一本化されました。

特別支援学校と検索すればいろいろと情報が出てくると思いますが、ここでは比較的軽度な

発達障害児の進学先としてどう見るか、を書いていきたいと思います。

入学には療育手帳が必要になりますので、グレーゾーンで療育手帳が取れない場合は資格がありません。

高卒の資格は取れません

特別支援学校を卒業すると「特別支援学校高等部卒業」の資格になります。

高卒の資格は取れません。が、大学受験の資格は取れます。

本人の頑張り次第で大学進学も可能だということですが、説明会では進学するなら他の学校へ

行ってください、と質問をした保護者に先生が答えていました。

特別支援学校では高校とは違うカリキュラムで、自立活動や職業訓練のための専門教科の学習があり、

おもに障害者枠での就職を目指すのが目的だと言われました。

障害者枠での就職をするならいいのですが、障害者枠を使わずに普通に就職したいのなら、

高卒の資格が無いのは不利になります。

障害者枠での就職は、苦手なことがあっても配慮を受けられるという利点があります。

正社員への道が無いわけではなく、仕事のがんばりを評価されれば正社員採用になる人もいます。

自立と就職を目指す

自立して生活していくための教育と、就職することを目的とした学校です。

ですから、国語や数学といった学習の内容も、どちらかというと生活する上で必要になるような

事柄が中心になります。

例えば英語なら、街なかや駅などで見かける英語表記の看板が読めるようになる、とか、

家庭科では1年目は朝食、2年は昼食といったように3年かけて、1日の自分の食事の支度が

できるようになる、など。

ですが職業訓練や専門学科では、かなりしっかりと、企業で通用するよう訓練するようです。

2年目からは実際に企業へ出向き、会社での現場実習もあります。

お子さんの特性に合わせて

中学生のうちから高校卒業後、進学するのか、就職するのか、ある程度考えておく必要があります。

特別支援学校の見学や学校説明会は、2年生の後半には始まり、3年になってすぐから面談もあります。

普通科の高校は定期テストの成績がかなり重視され、単位が取れないと留年する恐れがあります。

次男は受験を決める前に、中学の先生から「成績が悪いと退学になりますよ」と言われました。

通信制高校はその点、レポートでの単位取得になるので、比較的単位が取りやすくなっています。

お子さんがその学校に進学してやっていけるのか、どうサポートできるか、卒業後どうしたいのか、

など本人とご家族でよく話し合うことが必要です。

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